研究部

研究部

財団研究部では、医療に関係する様々な分野の研究を行っています。 また、文部省科学研究費認定施設として、科研費申請を含む公的助成金申請を行っています。

再生細胞医療に関する臨床研究

(倫理委員会は、外部IRBとしてJAPSAM IRBで、審査いただいております)

がん免疫細胞療法におけるリアルタイムMRIイメージングによる臨床研究

がん免疫細胞療法で投与した免疫細胞が 患者様の体の中でどのように働くのか、リアルタイムに検出するために、新規磁性粒子を用いたMRIイメージング研究を行います。 この研究を通して、免疫細胞療法における適切な投与量、投与ルート、投与期間、などが明らかとなり、 科学的に有効性を証明することができる免疫細胞療法を確立することが可能となります。

活性化リンパ球を用いたiPS細胞の樹立と活性化リンパ球生産

がん免疫細胞療法では、患者様から採血と細胞加工を繰り返すことで、頻回の免疫細胞投与が可能となります。 しかし、患者様にとって、この操作は、負担が大きく、また、投与量、投与スケジュールに限界があり、治療効果を制限します。 そこで、活性化リンパ球を皮膚細胞に代わって、iPS細胞作成のドナーとし、大量に生産することで、再生活性化リンパ球を大量に入手することが可能であるかどうか検討します。

ヒト脂肪内幹細胞の大量培養と臨床研究

JAPSAMPRP幹細胞研究会に所属する複数の大学整形外科教室と協力し、 TASCLを用いて3次元培養した脂肪内幹細胞由来クラスターを用いた変形性関節症に対する臨床研究を行います。これまでの研究で、クラスター移植は細胞移植と比較し、良好な組織生着率を示すことが報告されています。

私どもは、整形外科領域、特に関節疾患での応用を念頭に、整形外科臨床教室と各種臨床研究を実施することとなりました。 TASCLは、株式会社シムス、並びに株式会社シムスバイオから製造販売されることになっております。財団は、 TASCL研究を通して、整形外科領域の臨床研究を医療機関と実施致します。

再生細胞医療に関する基礎研究

3次元マイクロ成形技術を用いた再生医療用プレートによる肝臓、膵島、脳再生研究

3次元マイクロ成形技術を用いた再生医療用プレートとして、TASCLをすでに東大との共同研究で開発し、 胚葉体形成や分化誘導に有用であることをすでに報告してきました。このTASCLを用いて、 3次元レベルで肝臓、膵島、脳を再生し、ミニ臓器レベルへ到達させる研究を行います。 同時に、プレート改良を行い、再生ミニ臓器移植に有用な技術を確立します。

3次元マイクロ成形技術によるマクロ臓器作成研究

ヒトで応用できるマクロ臓器作成には、TASCLの1000倍以上にボリュームと新たな技術革新が必要です。 新規多層法を用いたマクロ臓器作成基盤技術の研究を行い、肝臓、脳でその有用性を検討します。

国際医療英語

CBMS(国際医療英語認定試験)

2011年より、医療分野の外国語運用能力に関して研究開発を行っています。
URL: http://cbms.jp

春および秋にセミナーを東京、名古屋、大阪にて開催し、11月には毎年認定試験を実施しております。2018年度で第8回目となります。

テキストの研究および開発としましては、「CBMS医療英語ワークブック」「医療英語ハンドブック」「CDメディカル―単語編―(Basic, Advanced)」を出版しています。

また、日経メディカル様との提携により、サイト「日経メディカルAナーシング」において、「実践!医療英語『このフレーズ、英語で何と言う?』」を2016年より連載しております。

このプログラムには、東京都医師会、東京都看護協会、日本医学会、日本看護協会ならびに日本病院会に毎年ご協力いただいております。